京都でつくられる和傘を特に地傘と呼ぶ。かつては,番傘,供傘などがつくられたが,現在では数少ない。
かわって朱大傘,さしかけなどの神事,仏事,茶事,店舗装飾を用途とする傘が製造されている。
地傘はロクロと骨のくり込み,紙貼り,頭包み,油びき,漆かけと一貫生産を特徴とする。